「KANSAI感祭サテライト」兵庫会場
関西各地で行われる文化イベントと連携し、大阪・関西万博を盛り上げる「KANSAI感祭サテライト」。第3弾の兵庫会場として、「第28回ラジオ関西まつり」に兵庫県の大蔵谷獅子舞保存会と滋賀県の冨田人形共遊団が参加しました。当イベントには約25,000名が訪れ、会場は大いにもりあがりました。
1.開催日
令和6年10月27日(日) 10時~16時30分
2.会場
神戸ハーバーランド高浜岸壁
3.内容
KANSAI感祭のゲストとして、兵庫県の大蔵谷獅子舞保存会及び滋賀県の冨田人形共遊団が実演
■大蔵谷獅子舞保存会について
大蔵谷の獅子舞は安政2年(1855年)から続いている伝統芸能。
現在は二十余りの芸が伝承されており、雄々しく荒々しい芸風が特徴。獅子舞に付属する構成員や鳴り物などが一体となり、はじめて芸が完成する。
はじめと終わりの芸は決まっているがそれ以外の芸の順番は決まりがない獅子舞演舞となっている。
■冨田人形共遊団について
昭和32年に滋賀県の記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財に選択された「冨田人形浄瑠璃」は、郷土の誇る民俗芸能として独特の風格を備え、「冨田のデコ」として愛好されてきた。
「冨田人形共遊団」は昭和54年(1979年)、滋賀県長浜市北冨田に居住する人を中心に市内外の人形を愛好するメンバーにより新生冨田人形共遊団として発足。人形遣い、三味線弾き、語りの太夫の3業の稽古を日々行い、人形浄瑠璃の保存伝承に励むと共に、地元の小中学生や地域住民、海外からの学生を迎えサマープログラムとして後継者育成、文化の国際交流にも努めている。令和4年「全国地域統芸能大賞」など数々の賞に輝いている。